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2018年11月08日

だが、清右衛門は、言葉を返さず愛銃を組み立てるGの

だが、清右衛門は、言葉を返さず愛銃を組み立てるGの行動から諾の意思を感じ取り、「良いのか、爺!隆行殿との約束を反故する事になるぞ!」と叫ぶが、相変わらず、Gは反応を示さない。beautylife良いのか!隆行殿がそれの使用を禁じたのは、卓越した技術を知った時の野心家達からヌシの命を守るためでもあるのだぞ!!」清右衛門は、反応を示さないGの腕をグッと掴むが、Gはそれを振りほどき、清右衛門を睨(にら)みつけた。「………許せねぇ。」「許す許さんの問題では無い!こないな兵器が一条にあると知れればどうなるか分かっておるのか!!」「………うまくやる。」Gは、そう言うと、視線を戻し玉を準備し始める。しかし、清右衛門は、「確かに、それを一番使いこなせるのはヌシじゃ…。じゃが、行かせぬぞ!ヌシの身に何かあれば菊はどうすれば良いんじゃ!!」Gに向かって口吻を飛ばすと、「行かせぬぞ!!」と、両手でGの両肩を掴み、強い力で抑え始めた。「………ぐっ。」腕力では、とても清右衛門に敵わないGは、あまりの力に顔をゆがめ、「………ここにいても助からんぞ。」後ろにいる清右衛門に語りかけた。「そないな事は分からぬ!!」「………冷静に考えてみろ………この中村御所で最も敵兵に被害を加えたのは鍛冶場のワシらだ。」



Posted by Curryson  at 23:10 │Comments(0)

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